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赤坂鈴木デンタルオフィス

〒107-0052
東京都港区赤坂6-4-11ドミ・エメロード1F

診療時間
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09:30 ~ 13:00 14:30 ~ 19:00
休診日
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Root Canal Treatment

根管治療

根管治療とは?

What is Root Canal Treatment?
多様な経験を患者様に還元します

根管治療は、根管内の感染源を除去することで、自己免疫によって治癒する環境を作る治療です。根管治療が必要な状況は以下のようなものがあります。

  • 大きな虫歯
  • 過大な噛む力
  • 初回の治療時のエラーにより、歯髄が炎症を引き起こしてしまっている
  • 自覚症状がない場合でも、レントゲン撮影により根の先に透過像が認められる場合
  • 歯髄の壊死
  • 根管の外へ炎症が波及している場合

など
虫歯の進行によって、歯髄の感染が顕著になるとズキンズキンという強い持続性の痛みを引き起こします。これは歯髄組織の免疫反応による炎症のため、早急に歯髄を除去するかどうかを判断していかなければなりません。しかし、歯髄を保存するべきか抜髄(歯髄を除去)するべきかの判断はとても難しいです。

仮に痛みが治まったとしても、免疫反応により細菌感染に打ち勝った場合と残念ながら歯髄が壊死してしまう場合の2パターンが考えられます。どちらも慎重に経過観察を行う必要があります。

感染を放置しないことが重要

What Matters

根管内の感染の持続は歯自体の寿命を短縮するばかりか、歯周組織(歯根膜や歯槽骨)に大きな影響を及ぼします。では、歯周組織に大きな影響があるとどのような問題があるのかをお伝えします。

歯根膜について

歯根膜は天然歯のみに与えられる、歯根と歯槽骨の間に張り巡らされる膜です。
この歯根膜は以下のような役割を持っています。

  • 噛む力を感知する
  • 炎症が広がると圧迫で違和感を感じる
  • 痛みを感じる

歯根膜は高感度センサーのような能力を持っているため、歯根膜を失うとセンサーを失うことになり、噛む力のコントロールや炎症の感知ができなくなります。

歯槽骨について

歯を支える骨が歯槽骨です。この歯槽骨は炎症が持続的に起こると生体防御反応が働き、骨が吸収(溶かされる)されます。レントゲン写真を見たときに、根の先に透過像が認められる場合がありますが、それは歯槽骨が吸収されたことを示しています。

根の先の外に感染・炎症は歯槽骨の吸収や波及によって、隣の歯の歯髄にも悪影響を及ぼす場合があります。これを逆行性歯髄炎といい、健康だった隣の歯の歯髄が感染によって失う場合があります。

根管治療の実際

What is Root Canal Treatment?

根根管治療の重要性は大きく分けて2つあります。

  • 感染部の徹底除去、洗浄する
  • 自己免疫力を活用する

ニッケルチタンファイル

ではどのように治療していくのか?というと、まずは機械的・化学的洗浄を行います。
ニッケルチタンファイルなどを用いて機械的に根管内の感染部を除去し、次亜塩素酸ナトリウムなどの化学的洗浄液によって、根管内を徹底洗浄を行います。
エビデンスに基づいた洗浄を行った後に、自己免疫力の登場です。どれだけ丁寧に、正確に治療を行ったとしても完璧に清掃することはできません。睡眠・休息・生活習慣の見直しを行い、自己免疫力を高めることで改善していきます。手技はとても重要でありますが、自己免疫という人間に備わる機能を使って、根管治療を行うことが重要であると言えます。

根管治療のこだわり

Our Commitment

高い精度の診査・診断

歯を保存する観点から見ると、歯髄を守る象牙質を保存することが極めて重要です。しかし、急性症状がある場合には保存の可否を判断するのは困難です。そのため、

  • プラークコントロールレベル
  • レントゲン撮影
  • CT撮影
  • 冷水反応
  • 歯髄電気診

適切な器具・機材の選別、使用

歯を保存する観点から見ると、歯髄を守る象牙質を保存することが極めて重要です。しかし、急性症状がある場合には保存の可否を判断するのは困根管治療において、適切な器具や機材を選別することは重要です。治療結果に影響を与えるため、当院では選りすぐりの器具・機材・材料を用いています。難です。そのため、

  • CBCT
  • ラバーダム防湿
  • マイクロスコープ
  • ニッケルチタンファイル
  • MTAセメント
  • バイオセラミックスシーラー

これらは根管治療には必須と言っても過言ではありません。
当院ではこれら全ての器具・機材・材料を使って、患者様の治療にあたります。

エビデンスに則った丁寧な治療

Evidence-Based Care

当院は独自の治療法ではなく、エビデンスに則った根管治療を行います。

レントゲン及びCTでの診査診断

根管は画像やイラストで見るような単純な構造ではありません。根管の数、形状なども人それぞれのため、レントゲンだけでは限界があります。
より詳細な情報が必要な場合はCTを用いて3次元的に把握していきます。

マイクロスコープ、
ラバーダム防湿を用いた治療

ラバーダム防湿を用いて、呼気の湿度・唾液などに含まれる細菌や水分、血液を極力コントロールして治療を行います。
これにより、治療している歯の根管内に細菌が侵入することを防いでいきます。

マイクロスコープ、
ニッケルチタンファイルの活用

マイクロスコープを用いて、拡大視野にて治療を行います。治療部位を目視しながら治療を行うことによって、精度の高い処置が可能となります。
また、湾曲した根管にも対応できる強度と弾性の高いニッケルチタンファイルを用いて根管形成を行い、オリジナルの根管形態を可能な限り維持していきます。

根管治療の流れ

Flow

診査・診断

まずは診査・診断を行います。口腔内の視診と共に、パノラマレントゲン・デンタルレントゲンの撮影を行います。お口の資料を十分に集めて、診断を行います。

カウンセリング

診断結果のご説明を行います。質疑応答を繰り返しながら、ご自身の状態をご理解していただきます。
また、同時に治療計画の立案をします。治療計画に関しても、こちらから押し付けることはいたしません。患者様の価値観を尊重しながら一番ベストな治療計画を模索していきます。

抜髄治療および
根管治療

抜髄治療もしくは根管治療を行います。
根管内を機械的に清掃し、感染部を徹底除去します。その後、薬剤を用いて根管内を洗浄し、殺菌を行った後、仮封・仮歯のセットを行います。

治療を行っている最中にレントゲンでは見えなかった根管や歯の亀裂が発見されることがあります。再根管治療の場合は、根管内に治療器具が残存していたり、歯に穴が空いていたりする場合もあります。そういった場合はCT撮影を行い、再度徹底した診査・診断を行います。

根管充填

抜髄治療・根管治療後は、症状変化を確認するために1週間程度期間を空けます。
その後、再度検査を行いながら、炎症がないかを確認していきます。改善が認められたら、根管充填と言って、歯の根の先まで緊密な詰め物をします。

コアの植立・
経過観察

コアの植立は、歯の土台を作ることです。
最終的な被せ物を付ける前に、仮歯で経過観察を行います。最初は1ヶ月に1回来ていただきますが、その後は3ヶ月に1回検査を行い、治癒状態を確認していきます。被せ物が可能と判断できたら、本番の歯を作るための型取りに進んでいきます。

型取り・被せ物の
作製およびセット

再発を防ぐために重要なポイントとなるのが、精度の高い被せ物です。被せ物の精度が低いと虫歯が再発する隙を与えてしまうことになります。精度の高い被せ物を作るためには、適切な型取りが最重要と言えます。

根管治療に関わる費用

Cost

ラバーダム防湿

3,300円(税込)

Root Canal

根管治療をご検討の方へ

当院のコンセプト 当院のコンセプト

歯周病の症状があって治療をご検討になられたら、お気軽にご相談ください。難易度の高い治療の場合は、連携している歯周病専門医をご紹介することも可能です。歯周病は放置しないことが何よりも重要です。歯を失わないためにも、一度検査を受けることから始めてみることをおすすめします。

Reservation
自分のお口と向き合う時間を作りませんか?
あなたが本当に必要とする歯科治療は、お口の状態によって変化します。
そのために、あなた自身が自分のお口と向き合う時間が必要です。

当院が大切にしていることは「心を通わせたコミュニケーション」です。
ご自身が持っている希望を置き去りにした一方的な治療計画を提案することはありません。
膝を突き合わせて、誠実に向き合うことをお約束します。
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